墓標

オタク思想とオタク地獄とラブコメと萌え4コマ漫画

末続このは祭りその2

その1はどこだよって言うと2017年10月22日です。記念すべきみでし100話目が掲載されたぱれっと12月号発売日ですね。

 

そしてみでし11巻特装版特典のドラマCDの末続このはがカミングアウトする回が収録されましたね。

 

この回はとても大好きなんですけど、そもそも末続このはが仁子ちゃんに打ち明けようと決心したのは2017年12月号だったわけです。そのためこの回を勝手に末続このは記念日と呼んでいるのです。100話という記念すべき回でこんなターニングポイントを迎えるなんて末続このはは実質主人公なのでは?

 

というわけで11巻ドラマCDを聞いてあの時の感情を思い出したので今一度文章にまとめておこうという話です。ツイッターでこの話1000回くらいしてるんで別に読まなくてもいいです。

 

さておき、思えば当時は末続このはには常に幸せになってほしいなと思っていました。

 

末続このはというキャラクターは本当に稀有な経験をしていて、恋愛なんかしたこともなかったのにいっちょ前に失恋だけしてるんですよね。

 

いやもう件の告白は軽率さの賜物だと思うんですが、愚かなら愚かなりにあっけらかんとしていればいいのに、失恋の悲しさは知っていると思うんですよ。しっかり傷ついているように見えるし。凹むな!傷つくな!

 

そんな時に隣にいてくれたのは友達の仁子ちゃんなわけで。友達っていいな・・・もう恋愛とかどうでもいいから仁子ちゃんと一緒に仲良く過ごしておくれと思っていたわけです。わけですよ!

 

めちゃくちゃ詮索大好きそうな子なのに末続このはの秘密には全然気付かなかったのも幸いというか、変にカンがいいのに身内を疑わない(それ以前に疑うという発想がないのかもしれないが(UMAが喋れる事を考えてもいなかった))ので末続このはが一方的に秘密を抱えている形になったのです。

 

別にまあ、友達同士の秘密なんて誰にもあるものなので、別にいいんじゃないかと思わなくもないですが末続このははそれで距離感を感じてしまっていたようで、そしてこの壁を壊したい、一歩先に進みたい!と決心したのが末続このは記念日だったわけです。

 

そんなこと言われたら応援しちゃうでしょ!頑張れ!頑張ってくれ!うおお!と読者心に思いまして、無事成就したのが2018年5月号ですね。以前の感想以上に今更書くことなんてないですね。

 

 

mgtohakari.hatenablog.com

 

あの感動が!再び!ドラマCDになって!よよよ・・・

 

これは完全に連載を追っていたから感じた事なんですけど、1か月本当に気が気でなかったんですよね。いや、だって、信じて送り出した末続このはに返ってきた一言は「ごめん」ですよ。私ですらこんな死・・・みたいになっていたのに、きっと本人からしてみればそれ以上の衝撃ですよ。

 

たった1日だけど、きっと私が1か月感じた以上の事を考えたに違いありません。そして迎えた翌日の仁子ちゃんの純真さといえばそりゃあもう感動しちゃうわけですよ。

 

カミングアウトを受け入れるとかそういう話ではなく、単純にこれまで無意識で酷い事を言っていたという謝罪だったんですよ。カミングアウトで何かが変わるとかではない、これまでと何も変わらない、末続このはの感じていた心の壁がなくなっただけなのです。こういうときに使える英語があってHAPPY ENDっていうんですけど、本当にHAPPY ENDじゃないですか・・・桜吹雪が吹き荒れますよ。まあ本編は微妙に春過ぎてますけど

 

いや本当に良かったな。末続このは・・・何度も同じ話しているけどあまりにも良かったのでこれから先の人生でもずっと言いますよ。

 

 これから先の人生といえば今の末続このはですが、あのカミングアウトから2年、色々ありましたね・・・新きゅんとのお見合いだったり、お見合いだったり、お見合いだったり・・・

 

未確認で進行形第2部の主人公は己の出生に関わる相談が親友に出来るようになった末続このはですからね。

 

f:id:mnsthkr96112:20200728221115j:plain

Figure 1. さっそく相談する末続このは

 

 

 

 

そうして紆余曲折ありリアル仁子ちゃんとリアル弟と脳内仁子ちゃんと脳内弟の力を借りてお見合いファーストインパクトを成功させた末続このはですが、

 

とりあえずガッツリラブコメスタートというよりは見ていて微笑ましい付き合いという感じでいいですね。初ちゃんが絵を描いて送ってくれた事とか、それを見て仁子ちゃんが泣いちゃうところとか・・・すごく優しい世界じゃないですか。イチャイチャで収集がつかなくなった時のオチ要因だった末続このはは遠い過去の話ですよ。未だに思うところはあるみたいですが・・・

 

それでもお見合い当日の夜に仁子ちゃんに連絡したり、

f:id:mnsthkr96112:20200728221118j:plain

 

 

こういうちょっとしたことに感謝したり・・・

f:id:mnsthkr96112:20200728221125j:plain

 

 

本当にいい話ですね。初ちゃんにはまるでお姉さんのように慕われて、そんな些細なことを相談出来る友達がいて、新くんはいい人だし・・・そして11巻(通常版)の表紙見ましたか!末続このは!可愛い!こんなに恋する乙女みたいな顔をするようになったのです・・・あの恋愛を知らなかった頃の末続このはではもうないのです。今後この優しい世界に囲まれて幸せになってくれることでしょう。感無量

 

いやなんか本当に恋してんなみたいな顔するようになりましたよね。

f:id:mnsthkr96112:20190226000155j:plain

これももう懐かしきあの頃って感じですよ。お前は今幸せで充実してるぞ。

 

 

まあちょっとした事件はあるかもしれませんが。そしてそんな気持ちになってから、この2年間は新しい末続このはを見ているかのようで本当に楽しかったのです。これからもこんな日々が続くと思うと私も幸せです。

 

f:id:mnsthkr96112:20200728222413j:plain

何にせよいろいろこれからなのです!頑張れ末続このは!

 

 

 

 

 

最近のみでし本当に面白いですよね。撫子さんにもフォーカスが当てられたりして、余すことなくこの世界を楽しみ尽くせる事に感謝ですよ。

 

一方色々を経て自他ともに認める許嫁という名のカップルとなった小紅ちゃんと白夜くんですが、この二人はこの二人で、着実に互いに歩み寄っていますね。なんか熟練の夫婦感もありますが・・・今回のドラマCDにも収録された下りですが、「好き」の二文字で苦悩する小紅ちゃん可愛いですね。

 

堅実な関係に見えてもそれは白夜くんの優しさに依存していると気付いた小紅ちゃんですが、三峰一族里帰り回でも思い出せていない過去に関して「なおさら思い出さないと」「いろいろはんぶんこしないとな」と言っていました。幸せも痛みも一緒に分かち合っていこうってもう好きとかじゃなくて結婚式で牧師さんが言うやつですよ・・・なんとも「好き」以上の発言をした気もしますが、でも未だにイチャイチャに甘酸っぱさを感じるのは許嫁から関係が始まった、結婚が前提の付き合いをしている二人ならですね。

 

それに思いを伝える事にちゃんと重みを感じているのも素敵ですね。はじめてみでしを見たときに「いつまでも眺めていたい二人」等と言っていた気がしますが、今尚連載を通じて二人の姿に幸せを感じられるので本当にいつまでも眺めていたいですね。

 

 

そんなわけでワイド4コマになって出た1巻ですが、ワイドならではの表現もたくさん見れて楽しいですね。表現技法に詳しくないからこれは主に「いろいろ考えすぎて感情が行ったり来たりしている末続このは」のことなんですけど。

 

さておき11巻が出た未確認で進行形ですがこれからも応援していきたい次第。来月の8月27日には荒井チェリー先生の新作「むすんで、つないで。」の1巻も出ることですし荒井チェリー先生時空からまだ抜けられそうにないですね。抜けなくてもいいんですけど。

 

なんかよくわかんない文章になっちゃったな。まあブログだしいいか・・・