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オタク思想とオタク地獄とラブコメと萌え4コマ漫画

青野林檎さんはかわいい〜まあ林檎さん可愛いですしね編〜

本記事はまんがタイムきららAdC 2020の20日目の記事です!!

 

素敵な企画感謝です!色々読めて楽しい

 

adventar.org

 

 

 

ところで本記事は放課後すとりっぷに関するあれこれを書こうという記事です。

 

めちゃくちゃネタバレするので未読の方々は是非読んでください!

 

comic-fuz.com

 

 

そんなわけで雑記開始です。放課後すが完結してそろそろ1年経過しますが...

 

連載中や完結後は色々な考察がフォロワー内外に見られ、すごいな...と思っていました。すごい...

  

私も何かしら文章にしたいところです。なので青野林檎さんのオタク語りをしようと思います。

 

深い考察とかは一切ありませんがお付き合い頂けると嬉しいです。

 

また、本稿の構成は以下の通りです。

 

 

 

 追記:任意の文末に「まあ林檎さん可愛いですしね」を脳内補完してください

 

  

1.林檎さんのおっさんシュミと実情

最初にこれか?この見出しはなんなんだよという感じですが、

 

林檎さんが妙なおっさんシュミを持っている事は作中でも指摘されている通りです。せっかくなのでそういうところから話していこうかと*1

 

明言されたのは以下のコマ*2ですが、

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それ以外にも林檎さんのおっさんシュミは観察出来ると思います。

 

例えば、下着だけでなく多種多様な水着が見れる回のある放課後すとりっぷですが、林檎さんの想像の中での水着は全部スク水*3, *4なんですよね。

 

海回プール回の一切ない放課後すとりっぷですが、秋映さんの想像中では彩り豊かな水着が観察出来る一方、林檎さんの想像の中では紺色の水着しか出てきていないのです。塩素の香り...いやななさんはなんか日常的にスク水を着用するような人*5なのでそれほど間違ってはいないのかもしれない。

 

閑話休題

 

こんな感じの林檎さんですが別に林檎さんはおっさんではありません。いやそうじゃなくて、あくまでおっさんシュミなだけでおっさんらしい振る舞いって敢えて言うなら2話の白石さんの胸を揉もうとする下り*6くらいだなと。

 

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ところでこの手は怯える時の手ではなく直前まで乳を揉もうとしていた手です。

 

そんな林檎さんが自身の性的感情と向き合う様は放課後すとりっぷで描かれる要点の1つと思います。

 

そういう点からして既にいわゆるおっさん像から離れていると思うのですが、それとは別に林檎さんにおっさんっぽくなさを感じたのはカラオケデート回*7

 

"林檎さんと私に子供が出来たらこういう感じでしょうか"

"どこからつっこめば?私のDNA髪留めだけか?"

 

でした。このツッコミ大好き。しかしおっさん的発言(偏見)ならその結論に至る経緯の話とか下世話な話をしそうなものですけど、そこに至っていない辺り林檎さんの性的感情の具体性は虚ろな感じがします。

 

一方でその直前にコスプレをしようとする白石さんに「とても良い!とても良いよ!」と言っていたのはおっさん感がします。Japanese bondageといい、耳年増な印象がありますがそこに現実感があまりないというか、妙な知識の割に無垢なところがめっちゃかわいいなと思ったりします。性知識の早熟さは普通というか初心寄りみたいですし*8、何故知っているのか...

 

そんな林檎さんは3話でも想像力の重要性を熱く語っていました。性的感情への危惧はそういう想像力から来るものとも思えますが、やはり本編中で行動に移したりはしてない*9んですよね。

 

白石さんのカラダを誰より理解しているのが自分だと気付いた時*10もイタズラっぽい笑み(かわいい)を見せていた辺り本人が思っている自身の性的思考の具体性は薄そうです。どちらかと言えばやはり"よく知らないものがこわい"みたいな感じがします。

 

ていうか多分いついかなる場合でも実際に行為に移すのは危惧しそうです。でも機会さえあればなしくずし的にそういう事にはなると思います。なるでしょう。自らを縛って登校する胆力の持ち主が隣にいるのだから...

 

いやしかしでもあの時*11割と受け入れようとしてましたよね!!!!!!!!!!!じゃあ問題ないですね

 

 

2.オタク性について

林檎さんといえばアニメや漫画に詳しいキャラとしてななさんに七瀬はかねさんに紹介されるくらいにはオタク的キャラと思われているようです。オタク的なキャラは良いものです。誰かが何かに熱中する事は何より素敵だからです。

 

林檎さんがそういうアニメ漫画に親しむ描写はそれほど多くなく、女の子の好感度上げゲームをしていたくらい*12と思いますが、それ以上に大分秋映さんオタク的な様相を見せています。

 

そもそも林檎さんが今の高校に来たのは秋映さんを追いかけての事でした。しかしながら入学した矢先秋映さんに突き離されてしまいます。

 

そんな中でも秋映さんの絵への思いは変わる事がなく、秋映さんの絵が載っているポスターを集めたり、七瀬はかねさん(秋映さん)に秋映さんオタク語りをしたりしています*13

 

林檎さんははじめて何かに強く突き動かされたと言っていました。あんな負の出来事があってからも(とはいえあのときは秋映さんの事を正しく認識していなかったのもあるだろうが)秋映さんの絵が好きなままで、その純粋さはオタクとして我々読者にも必要なものなので林檎さんに敬意を払いたい所存です。

 

本人がその衝動にしがみつきたかったのか、そういう事は意識せず純粋にただ好きなままでいたのか、多分後者と思いますが、中学時に文化祭で感じた衝動をずっと大切にしている林檎さんが好き...

 

そしてそれを語っている林檎さんも大好きです。そんな林檎さんが秋映さんにオタク語りをしていた時の目は比喩でもなんでもなくキラキラしていました。

 

そしてそのキラキラが秋映さん本人に伝わっているのです。すきを伝える事を知った秋映さんの目もまた輝いていましたね...

 

これ本当にすごいですよ。秋映さんが生じた衝撃を、感情を、林檎さんが大切にし続けてそれが秋映さん本人に返ってきて、物語をまとめる最後のピースの1つになる...奇跡としか言いようがない。これも秋映さんがはかねさんにならなかったら起きなかった事だしそういう要点を加味してもやはり奇跡です。

 

思えば林檎さんの受けた衝撃って本編では秋映さんの絵との出会い、放課後の白石さんとの最初の一幕の2つと思いますが、どれも物語の始点終点に関連しているのは本当に最高な流れで最高ですね。

 

すきの伝え方って大切だなと思うんですが、放課後すとりっぷはすれ違いコントみたいな成分を多く含む漫画です。それが物語を面白おかしくしているのですが、こじれすぎた結果終盤の展開のような、林檎さんが悩み一人苦しみを抱える事になったのです。

 

やはり大切だったのは言葉にして"伝える"こと。林檎さんは喋るのが下手(そこもかわいい)なので喋った結果がこれみたいなところありますが、やはり皆でちゃんと話し合う、伝え合う事の大切さを教えてくれました。世界平和の礎にしましょう。

 

最終話で秋映さんが差し伸べた手と、最後の握手と...良かったですね本当に良い。話し合って握手して円満に終わる...皆ももっとすきを伝えていきましょう。私は今やっています。すき!!!!とても!!!!

 

ところで林檎さんは色々な苦悩を抱え、結果的に解決しましたが、そもそもに別に悪い事をしていたわけではありません。林檎さんが秋映さんの絵へ抱く思いと白石さんななさんへの思い、自分のやりたかった事を見つめ直し、前を向き秋映さんの手を取れたのは、再び白石さんの前に行けたのは、それは中学時代の友人たる森みことさん、仮谷柚さんの存在あってのものです。友情...ぷみぃ〜

 

思えば林檎さんが美術に関して相談出来る相手といえばこの二人なのです。3年間*14を美術部として共に過ごしてきた二人は林檎さんの絵に対する姿勢を、林檎さんの白石さん達と出会ってからの成長を理解し見守り、時に助言していたのです。

 

終盤で放課後の集まりを解散させた林檎さんの心中を、その境遇を慮る時間はよく覚えていますが、そんな中この二人が林檎さんの下を訪れた時の感動といえばぷみぃ〜と言う他なかったのです。ぷみぃ〜...

 

 

3.作中の食べ物

息抜きにどうでもいい話をします。最終的にコロッケになった林檎さんですが、放課後すとりっぷで食といえばやはり白石さんと思います。白石さんがご飯を食べている姿を見るとなんとも幸せな気持ちになります。

 

そんな一方、ちょっとだけ林檎さんの食べているもので気になったのがあるので紹介です。

 

コーヒーが飲めない*15の可愛い〜と思う次第ですが、林檎さんが食べているこのパン*16

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形状的にコッペパンかフランスパン系統のものと思うのですが、フランスパンはあまりにも外皮が堅牢すぎるため片手でこのように食すのは困難です。なので多分コッペ的菓子パンと思うのですが、あれはめちゃくちゃ甘いのです。本当にめちゃくちゃ甘い。そしてカロリーの果てしない暴力...

 

私は好きなキャラがああいう食べものを食べていると微笑みを浮かべがちオタクです。絵とかきっとカロリーをたくさん消費するに違いない...コーヒー苦手みたいでよく牛乳とかいちご牛乳を飲んでいますし甘いもの好きなんでしょうね。かわいい...そして若いエネルギーを感じて好きです。この章はこれだけです。ツイッターに書けよみたいな話だな...

 

あと白石さんもお気に入りのパンを探していたりしたし、林檎さんもパンが好きだし、どこかでパントークとかしてそうですね。と思ったら本編でしてました*17

 

 

そういえばコーヒーゼリーは作りました。

 

 

4.捕食者・被捕食者三角関係推移と相性

林檎さんは前節で紹介したように、最終的にコロッケという名の被捕食者になっている(なってはいない)存在ですが、時間を巻き戻せば、2話の時点では'報酬を渡す受け取る'あるいは'見る見られる'の矢印は

 

「ななさん→林檎さん→白石さん」

 

という感じでした。ななさんは林檎さんを見たいし、林檎さんは白石さんを見ています。そしてななさんは見る側が報酬を提供する関係であることを知った*18上で己の乳を差し出そうとしているのです。また事実上の捕食関係(未遂含めて(全部未遂だが...))も

 

「ななさん→林檎さん→白石さん」

 

という形になっています。 しかしこの関係は3話にして

「林檎さん→白石さん、ななさん」

 

という形に変化し、最終的に

 

「白石さん、ななさん→林檎さん」

 

という形に推移します。双対性を感じますね。

 

思い返せば1話冒頭で白石さんがリンゴ(果実の意)をかじるシーンがありましたが、あれはなんとも林檎さんが被捕食者であることのメタファーと取れるのでさもありなんだなあと思います。

 

矢印ではないですがキャラ間の相性といえば、ななさんが白石さんを「とってもハチみたい...」という箇所*19がありますが、林檎さんは犬派*20なのでこういう朝ニュースの占い程度の信憑性で相性を感じたりするとちょっといい気分になります。あと林檎さんがおっさんシュミを披露していた際、白石さんの脳内では自身は犬の何かを着ていたのもあり白石さんの属性(?)はきっと犬...

 

そんな事言わなくても白石さんと林檎さんの相性はそりゃもうバッチリですけど!!絵を通してお互いに考えている事がなんとなくわかるような、そういう領域ですし...

 

しかしながら、これも本編の重要な問題の1つでしたが、秋映さんは自分の考えている事が見られてしまうのではと恐怖に感じ、それにいくつかの要因が重なって六花さんとの溝が出来てしまっていました。

 

林檎さんも考えが見られてしまう事には怯え*21ている一方、白石さんとの関係は上記のように理想的なものになっています。そこにはお互いへの信頼があるだけです。

 

こうしてあれこれ書くと林檎さんは想像力によって苦悩している所が多々あるなと気付きます。その一方で白石さんとの出会いは美術の授業でしたが、その際林檎さんは次のような事を言っていました*22

 

 

"絵は対象を見るだけじゃだめで、

食べ物なら食べた時どんな硬さか、

石膏像なら自分とどう大きさが違うか、

想像しながら描いた方が良いって"

 

"でも人と...誰かとそんなことやるの初めてだ

ちょっと恥ずかしいけど......"

 

"楽しそうかも"

 

 

そうして白石さんの事を知ろうと想像した結果出来た絵は白石さんの世界をも変えました。林檎さんの苦悩は自身の想像力から来るところが大きいと思いますが、その想像力がなければ物語も始まらなかったのです。何より1章で触れた通り、林檎さんが自身の想像力を嫌悪するどころか大切に思っているのは良いですね。

 

そうして白石さんの事を想像し続けカラダ以上のものを理解してきた林檎さんと、その描く姿を見続けた白石さん。白石さんも林檎さんの世界を知ろうと努力していた訳です。様々な事件がありながらもこうして築かれた二人の関係...

 

そして2巻巻末を見ると秋映さん六花さんも林檎さん達の活動に混ざっている姿が見られます。この林檎さんと白石さんの関係はきっと秋映さん六花さんに必要だったもの...そしてそういう縁がななさんを橋として取り持たれたのは、きっと作者のにこみ先生が自身のブログ*23でななさんの紹介で仰っていたような、ななさんの名前に託したような構図になっていると思います。あまりにも良い...*24

 

あれこれ書きましたが、何よりにこみ先生の見る世界の最高潮を我々が観測出来たのは読者としてこれ以上ない幸福と思います。

 

それに、少し前ににこみ先生がツイッターで近況報告的に青野は元気ですみたいな事を仰っていたの嬉しいですね。幸せに日常を送っている...

 

そういえばストーカー対策兼デート回*25で言及がありましたが、割と林檎さんと白石さんは一緒に学校生活を過ごしているみたいですし、そういう日常が今日も存在している...こんなに素晴らしい事はありません。やはりこれも読者としても嬉しい限りです。

 

まとめ 

なんか林檎さんをとっかかりにして放課後すオタク語りしてるだけになっちゃった気がします。

 

林檎さんはかわいい!!!

 

連載中のぎんしお少々を読もう!!!

 

 

 

以上になります。Thank you for your attention!!

*1:何故?

*2:1巻28ページ目4コマ目

*3:1巻94ページ7コマ目

*4:2巻14ページ6コマ目

*5:戻ってこい人間界に.......!!

*6:1巻20ページ1コマ目

*7:2巻47ページ

*8:1巻末のランキング

*9:それを先に言え全員...

*10:1巻116ページ2〜4コマ目

*11:2巻56ページ4コマ目

*12:1巻34ページ1コマ目

*13:なんで秋映はこんなにベタ褒めされるのですか

*14:に近いであろう中学時代の期間

*15:1巻111ページ4コマ目

*16:2巻98ページ1コマ目

*17:1巻83ページ3コマ目

*18:白石さんが報酬の提供者と考えている可能性もあるので要検証

*19:2巻51ページ4コマ目

*20:2巻33ページ1コマ目

*21:そうしたら私は今頃少年院にいるはずですが

*22:1巻97ページ1〜4コマ目

*23:https://pm0200log.tumblr.com/post/189330529261

*24:いてくれねえ...とリンク先で仰っていましたが最終的にそうなった気がしますのでHAPPYなのです

*25:2巻42ページ2コマ目

末続このは祭りその2

その1はどこだよって言うと2017年10月22日です。記念すべきみでし100話目が掲載されたぱれっと12月号発売日ですね。

 

そしてみでし11巻特装版特典のドラマCDの末続このはがカミングアウトする回が収録されましたね。

 

この回はとても大好きなんですけど、そもそも末続このはが仁子ちゃんに打ち明けようと決心したのは2017年12月号だったわけです。そのためこの回を勝手に末続このは記念日と呼んでいるのです。100話という記念すべき回でこんなターニングポイントを迎えるなんて末続このはは実質主人公なのでは?

 

というわけで11巻ドラマCDを聞いてあの時の感情を思い出したので今一度文章にまとめておこうという話です。ツイッターでこの話1000回くらいしてるんで別に読まなくてもいいです。

 

さておき、思えば当時は末続このはには常に幸せになってほしいなと思っていました。

 

末続このはというキャラクターは本当に稀有な経験をしていて、恋愛なんかしたこともなかったのにいっちょ前に失恋だけしてるんですよね。

 

いやもう件の告白は軽率さの賜物だと思うんですが、愚かなら愚かなりにあっけらかんとしていればいいのに、失恋の悲しさは知っていると思うんですよ。しっかり傷ついているように見えるし。凹むな!傷つくな!

 

そんな時に隣にいてくれたのは友達の仁子ちゃんなわけで。友達っていいな・・・もう恋愛とかどうでもいいから仁子ちゃんと一緒に仲良く過ごしておくれと思っていたわけです。わけですよ!

 

めちゃくちゃ詮索大好きそうな子なのに末続このはの秘密には全然気付かなかったのも幸いというか、変にカンがいいのに身内を疑わない(それ以前に疑うという発想がないのかもしれないが(UMAが喋れる事を考えてもいなかった))ので末続このはが一方的に秘密を抱えている形になったのです。

 

別にまあ、友達同士の秘密なんて誰にもあるものなので、別にいいんじゃないかと思わなくもないですが末続このははそれで距離感を感じてしまっていたようで、そしてこの壁を壊したい、一歩先に進みたい!と決心したのが末続このは記念日だったわけです。

 

そんなこと言われたら応援しちゃうでしょ!頑張れ!頑張ってくれ!うおお!と読者心に思いまして、無事成就したのが2018年5月号ですね。以前の感想以上に今更書くことなんてないですね。

 

 

mgtohakari.hatenablog.com

 

あの感動が!再び!ドラマCDになって!よよよ・・・

 

これは完全に連載を追っていたから感じた事なんですけど、1か月本当に気が気でなかったんですよね。いや、だって、信じて送り出した末続このはに返ってきた一言は「ごめん」ですよ。私ですらこんな死・・・みたいになっていたのに、きっと本人からしてみればそれ以上の衝撃ですよ。

 

たった1日だけど、きっと私が1か月感じた以上の事を考えたに違いありません。そして迎えた翌日の仁子ちゃんの純真さといえばそりゃあもう感動しちゃうわけですよ。

 

カミングアウトを受け入れるとかそういう話ではなく、単純にこれまで無意識で酷い事を言っていたという謝罪だったんですよ。カミングアウトで何かが変わるとかではない、これまでと何も変わらない、末続このはの感じていた心の壁がなくなっただけなのです。こういうときに使える英語があってHAPPY ENDっていうんですけど、本当にHAPPY ENDじゃないですか・・・桜吹雪が吹き荒れますよ。まあ本編は微妙に春過ぎてますけど

 

いや本当に良かったな。末続このは・・・何度も同じ話しているけどあまりにも良かったのでこれから先の人生でもずっと言いますよ。

 

 これから先の人生といえば今の末続このはですが、あのカミングアウトから2年、色々ありましたね・・・新きゅんとのお見合いだったり、お見合いだったり、お見合いだったり・・・

 

未確認で進行形第2部の主人公は己の出生に関わる相談が親友に出来るようになった末続このはですからね。

 

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Figure 1. さっそく相談する末続このは

 

 

 

 

そうして紆余曲折ありリアル仁子ちゃんとリアル弟と脳内仁子ちゃんと脳内弟の力を借りてお見合いファーストインパクトを成功させた末続このはですが、

 

とりあえずガッツリラブコメスタートというよりは見ていて微笑ましい付き合いという感じでいいですね。初ちゃんが絵を描いて送ってくれた事とか、それを見て仁子ちゃんが泣いちゃうところとか・・・すごく優しい世界じゃないですか。イチャイチャで収集がつかなくなった時のオチ要因だった末続このはは遠い過去の話ですよ。未だに思うところはあるみたいですが・・・

 

それでもお見合い当日の夜に仁子ちゃんに連絡したり、

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こういうちょっとしたことに感謝したり・・・

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本当にいい話ですね。初ちゃんにはまるでお姉さんのように慕われて、そんな些細なことを相談出来る友達がいて、新くんはいい人だし・・・そして11巻(通常版)の表紙見ましたか!末続このは!可愛い!こんなに恋する乙女みたいな顔をするようになったのです・・・あの恋愛を知らなかった頃の末続このはではもうないのです。今後この優しい世界に囲まれて幸せになってくれることでしょう。感無量

 

いやなんか本当に恋してんなみたいな顔するようになりましたよね。

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これももう懐かしきあの頃って感じですよ。お前は今幸せで充実してるぞ。

 

 

まあちょっとした事件はあるかもしれませんが。そしてそんな気持ちになってから、この2年間は新しい末続このはを見ているかのようで本当に楽しかったのです。これからもこんな日々が続くと思うと私も幸せです。

 

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何にせよいろいろこれからなのです!頑張れ末続このは!

 

 

 

 

 

最近のみでし本当に面白いですよね。撫子さんにもフォーカスが当てられたりして、余すことなくこの世界を楽しみ尽くせる事に感謝ですよ。

 

一方色々を経て自他ともに認める許嫁という名のカップルとなった小紅ちゃんと白夜くんですが、この二人はこの二人で、着実に互いに歩み寄っていますね。なんか熟練の夫婦感もありますが・・・今回のドラマCDにも収録された下りですが、「好き」の二文字で苦悩する小紅ちゃん可愛いですね。

 

堅実な関係に見えてもそれは白夜くんの優しさに依存していると気付いた小紅ちゃんですが、三峰一族里帰り回でも思い出せていない過去に関して「なおさら思い出さないと」「いろいろはんぶんこしないとな」と言っていました。幸せも痛みも一緒に分かち合っていこうってもう好きとかじゃなくて結婚式で牧師さんが言うやつですよ・・・なんとも「好き」以上の発言をした気もしますが、でも未だにイチャイチャに甘酸っぱさを感じるのは許嫁から関係が始まった、結婚が前提の付き合いをしている二人ならですね。

 

それに思いを伝える事にちゃんと重みを感じているのも素敵ですね。はじめてみでしを見たときに「いつまでも眺めていたい二人」等と言っていた気がしますが、今尚連載を通じて二人の姿に幸せを感じられるので本当にいつまでも眺めていたいですね。

 

 

そんなわけでワイド4コマになって出た1巻ですが、ワイドならではの表現もたくさん見れて楽しいですね。表現技法に詳しくないからこれは主に「いろいろ考えすぎて感情が行ったり来たりしている末続このは」のことなんですけど。

 

さておき11巻が出た未確認で進行形ですがこれからも応援していきたい次第。来月の8月27日には荒井チェリー先生の新作「むすんで、つないで。」の1巻も出ることですし荒井チェリー先生時空からまだ抜けられそうにないですね。抜けなくてもいいんですけど。

 

なんかよくわかんない文章になっちゃったな。まあブログだしいいか・・・

「むすんで、つないで。」2020年5月号感想とつなぐさんに親身な気持ちになってしまう話

こんにちはこんにちは。

 

最近色々あって死んでたんですけど、2020年5月号のまんがタイムきららを読むことでなんかオタク活力を色々と取り戻した気がします。

 

若鶏にこみ先生のご帰還本当に喜ばしいですね。おめでたい...!「ぎんしお少々」今後が楽しみですね。

 

しかし珍しくブログを書いているのはその話ではなくて標題の件ですね。私のツイートを見ていた人なら知ってるかもしれないんですが、先日つなぐさんに関する考察まがいのオタク文章錬成を複数のアカウントに渡って行い、結果オタク文章が無意味に分割されるという意味のわからないことをしていました。

 

それらをまとめた方が良いかもしれない...と思ったので筆を取った次第。まとめたところでオタク怪文書が出来る予感しかないが...まあ活力があるうちに色々やっておこう。

 

 

・今月号の感想

さて今月号の内容ですね。これまで小学校や放課後で舞台が進んできた「むすんで、つないで。」ですが、今月号は初めてつなぐの高校生活に焦点が当てられました。

 

至る所でアピールされる、当時から自称クズのつなぐさんですが先月号ではダメ人間感を全面に花ノ子ちゃんに見せる事で「当時から何も変わっていないよ」という旨を伝える偉業を成し遂げていました。

 

 

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Figure 1,2. クズを自称するつなぐ

  

これは先月号の感想になっちゃいますが、花ノ子ちゃんは流石というべきか普通に生活に馴染んでいるけど、それでも6年経過した今でもつなぐと変わらない友達でいられることに救われているところがあると思うんですよね。

 

高校生と小学生、失った6年を思えば今また当時と変わらないように友達といられるのはしてつなぐの中身があまり変わっていない事が大きな理由の1つだと思います。

 

なので先月号ではつなぐ〜変わらずクズでいてくれてありがとう〜等と思ったわけです。文言が最悪。

 

でもきっとつなぐも成長しているハズ!高校生活を見たい!というのが先月号を見ての感想でした。

 

 

そして今月号で高校生活を見せてくれたつなぐさんですが...

 

めっちゃ成長してますね!すごい!なんか尊敬される存在になっている...無自覚インフルエンサー...

 

高校生花ノ子ちゃん(in つなぐの脳内)はきっと華やかで皆を巻き込んでいくような存在かもしれませんが、つなぐはつなぐでそんな花ノ子ちゃんの隣にいても決して引けを取らない存在になったのです...すごいですね。

 

1話であったやりとり(画像は2話)ですが...

 

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本当にこの教えをしっかり守ってきたんだな...というのがよくわかります。

 

本編を読むと完全に花ノ子ちゃんファーストのつなぐですが、にしたってこの6年よく頑張ったな...と労ってあげたい。彼女の言葉を聖書のように大切にしている...

 

2話冒頭で本人はこの6年間(の最近)を「それなりに楽しい」と振り返っていたけど、ひたすら努力し続けるきっかけとなって、今でも尊敬し心酔している人物を失ってからの人生なんて地獄じゃないですか...つなぐの時間はずっと止まったままだったんだなって...

  

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6年間、花ノ子ちゃんと違う時を歩んでいたけど、二人の関係に限定してしまえば本当に時間が止まったままなんだなあ...これからは同じ時を一緒に歩んで欲しいですね。

 

あとこれは物語に一切関係ない末続このは

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・やたらとつなぐさんに親身になってしまう

というわけで上記の内容が今月号の感想でした。でちょっと思ったのが、めっちゃ親身になっちゃうな...ということ。

 

荒井チェリー先生の漫画は全部とは言わないですが割と読んでいるけど、こんな気持ちになったのは初めてかもしれない...と思ったので、つなぐみたいな境遇のキャラって荒井チェリー先生時空に他にいたかな、と考えてみました。

 

思うこととして、つなぐは「6年間のつらい期間を経て、平和な日常に戻って来たキャラクター」なわけで。

 

荒井チェリー先生の描かれる漫画って基本的に面白愉快な日常を過ごす感じで、そこに至るまでの課程に悲劇ってあんまりない気がします。葉子様はたくましく生きておられたし割とすぐ順応していた。

 

何より大切な人を失ったキャラって多くないんじゃないかと思います。葉子様も母を失っているけど、それは結構な幼少期で今はそんなに気にしていない...というとアレですが、そこまで日常生活に影を落としたりはしていなかったと思います。

 

あと端的に失礼な言い回しですが、三者三葉のキャラは何かが色々と歪んでいるのであんまり参考にするべきじゃないですね。貧乏にもなってみるもんですしね。

 

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他に大切な人を失ったキャラっていたかな、と思うと「キミとボクをつなぐもの」のじいやかなと。

 

  

 キミとボクをつなぐものは荒井チェリー先生の傑作集の上巻でも読めます...同巻に収録されているみおにっきにも小学生がたくさん出るのでオトク!

 

キミとボクをつなぐものは主人公の朝陽くんと前世でじいやとして朝陽くんに仕えていたという真雪さんのお話。

 

前世で朝陽くんは川に落ちて亡くなってしまい、それをあるきっかけで思い出した真雪さんが再び朝陽くんに仕える...今度こそ守ってみせる...という感じで始まるラブコメです。

 

前世でじいやも後を追うように(というか結構な年だったので)葬儀の最中に亡くなってしまうのですが、結果来世で巡りあうくらいには深い思いがあったのでしょう。

 

真雪さん(じいや)も無念の別れをするも紆余曲折を経て大切な人と再会したという意味では似た所があるなと思いました。

 

でも二人とも前世とは違う、新しい人生を送っているわけで、二人の再会こそ喜ばしいものですが喪失期間があったつなぐと花ノ子ちゃんとはやっぱりちょっと違いますね。

 

そんなわけでつなぐは失った人を思うつらい期間を長く過ごしたという意味では荒井チェリー先生時空においてはかなり唯一無二な感じがします...

 

いや私はダメ人間なのでワンダフルデイズとか途中までしか読んでないから実はもっと似たキャラがいるのかもしれませんが。

 

そんなわけでつなぐさんに親身になってしまうのもやむなし。再会出来て良かったね...

 

 

それにしても振り返ってみると荒井チェリー先生時空ってやっぱり湿っぽくなりすぎないですね。安心して読んでいられます。葉子様のお母様についてもスピンオフがあるし。

 

キミとボクをつなぐものも、過去は過去として今が楽しいみたいなところがあるわけで、日常のかけがえなさを教えてくる気がしなくもない。皆今を楽しく生きておくれ...

 

むすつな1巻も近いうちに出ることでしょう...楽しみ...

 

Magidor強制の後のSquare列のノート

こんばんはこんばんは。今日2度目の更新ですね。

 

ゼミでMagidor強制とSquareに関する、最近のLevine--Sinapovaのプレプリントを読んだのでMagidor強制ついでにそれのノートです。

 

www.dropbox.com

 

 

これはいわゆるpseudo Prikry sequenceと呼ばれる分野の問題の話で、

 

Prikry強制は常にweak squareをforceすることが知られていました。この結果は後続基数を保存して、なおかつ共終数がωになるならweak squareがouter modelに乗るというより一般の形に拡張されています。

 

後続基数を保存しないとダメというのはGitik--Sharonのモデルの話で、以前書いているので雰囲気だけどうぞ。not good scaleを作るぞ!という話です。

 

mgtohakari.hatenablog.com

 

あとweak squareが乗るなら普通のsquareはどうなんだ、というとこれもなんか以前に書いてたんでよければどうぞ。aleph_ω上にindecomposable filterを乗せてstationary reflectionが成り立っちゃてsquareは爆発四散という話です。

mgtohakari.hatenablog.com

 

 

なんなんだこのブログ...

Namba強制の準適正性について

 

adventar.org

の18日目の記事です。参加させて頂きました。

 

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ところでこれはなんばたんというビックカメラなんば店のキャラです。可愛い!またなんばに行きたい。名刺貰いそびれました。本記事の見どころは以上です。

 

当然ですがNamba強制との関係はありません。

 

www.dropbox.com

 

Calendarのスペル間違えてますね。

 

 

 

えーとこんにちはこんにちは。一応何を書いたのかくらいは紹介します。

 

X君(@math_freedom)が10日にMMの無矛盾性証明の記事を書いてくれましたが、(†)という原理が出てきましたね。(†)とは「定常集合保存ならば準適正性を持つ」という性質ですが、Namba強制はこの反例になりうる強制概念です。

 

定常集合保存であることは証明出来るのですが、準適正性を持つかどうかはわかりません。もちろん(†)があるときは準適正性を持ちます。

 

そしてNamba強制が準適正性を持つならゼロシャープの存在が導けてしまうのです。ゼロシャープの詳細はジタさん(@fujitapiroc1964)による4日目の記事を見ると良いと思います。

 

ゼロシャープはLにないやつで巨大基数的性質です。Lにないことの証明は「もしゼロシャープがあるならj:L→Lなる非自明初等埋め込みが見つかるので、Kunenのinconsistent theoremからV not= L」です。間違いではない。

 

なのでLではNamba強制が半適正性を持たないことがわかります。そんなことを書いたハズです。あと4章はまあなんかいいやってノリで書いたので読まなくていいです。完全に後付け。たまたま思いついたので...

 

えーといいや、皆さんもProper and Improper Forcingを略してPIP、ピッピじゃ〜んデートいこ♡とか言いながら読むと良いですよ。

 

明日は安田くん(@yasuda_614_set)の記事です。楽しみですね。

 

 

 

余談ですがtabular環境よくわかんないですね。雰囲気でTeX使ってる

独り言と最近の事

なんか文字を書きたい。

 

なんか大概ロクな事考えてないし思想も大概な人間なんだけど、

 

自分の考え方は大好きなのでどっかで文字に残しておきたいな〜ツイッターだとすぐに流れてしまうし。

 

でも何かを書こうと思ってペンを取ったわけではないから何を書けばいいか何もわからん...

 

ってなってなんか遺書の導入みたいになってることに気付いた。あるいはビデオレター。

 

生きるのめちゃくちゃ楽しい人生最高なので別に死ぬ予定はないんですが...

 

特に書くこともなかったし微妙な文章になったからやめよう。でも文字を残そうと思って書いたのでせっかくだし公開しとこうかしら。

 

 

えーといいや、近況報告しよう。最近はずっと手芸してました。

 

レジン固めたりフィギュアの服作ったり。

 

プリーツスカートの構造調べたらノリで作れそうな気がして、やってみたらそれらしいものが出来て気分が良い。

 

なんかフィギュアの服作り趣味にしたいな〜また編み物してもいいし。人間用のマフラーとか絶対に疲れるじゃないですか。でもフィギュアくらいのサイズなら完成させられそうな気がする。ていうか昔そういうものを作っていた。お茶犬にめちゃくちゃハマッていてぬいぐるみに着せるセーター的なものを編んでいた記憶がある。

 

どうしてこの方向で進まなかったのか。祖母に教えてもらった事の1つが編み物なわけだし習慣として持っておこうかな。

 

将来素敵な旦那さんが出来たらセーターを編んであげよう。どこかで針金に引っかかってほつれて1本の毛糸に戻ってしまった残骸を見て悲しい気分になりたい。人生で一度くらいやっておくべき事じゃないですかこれ。

 

でも自分で作ったものが無残な姿になるのは本当に結構悲しいので味わいたくないな。幸福感と悲しさは同じ分だけ訪れるというけど、大切な人を思う幸せな時間の後にそういうことがあったらその時間すらも悲しい思い出になってしまいそう。やめよう。なんかちょっと悲しくなってきてしまった。

 

今悲しくなった分だけそのうち良いことあるかも知れません。イェイ

 

 

 

あとは真面目に研究していました。クソ証明をいくつか生み出したけど大体去年の自分がやったことの下位互換でウケました。本当にウケてしまった。なんなんだよ

 

そういやそろそろ4otyの時期だ。まだあと1ヶ月あるから今年のまとめには早いけど、今年はきららに限らず色々手を出そうとしていたな。来年もアンテナの位置を高くする努力をしたいですね。

 

えーとこんなん記事にするなと思われなくもなさそうだけど別にいいや。皆もインターネットデブリ放流してるでしょ。

 

ゴミみたいな文章や情報の意味でネットデブリって使ったけど、ググってみると数年更新されなかったサイトがそう呼ばれてるらしい。へー。定義上このブログはネットデブリじゃなかったのか。