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オタク思想とオタク地獄とラブコメと萌え4コマ漫画

かみねぐしまい10話 初見感想

本日はかみねぐしまい10話が掲載されているまんがタイムきらら2024年2月号の発売日です。日に日に増す寒さで力が入りません。そして今月号も…私はどうすればいいかわかりません。


えっえっ!!!!

え?

うわー

いやなんかそう言うのは・・・察しの範疇ではありましたけれど・・・だって髪が・・・とか・・・ねえ・・・で、でも うわ〜!!!

ええ、もうちょっと頭回んないな…青野林檎もそう言ってる…

 

そんな感じでした。

 

まあでも改めて…改めてやっていきましょう。1ページ目

 

大人たちの語る"願い"観...まだ幼い神様には不思議なものなのでしょう. それはそれとしてこれは旧スク新スクとかではもはやない現代版スクール水着。そういう時代に生きている。さておき神様はこれにどう向き合っていけばいいのか。願い、願いってなんだ…本当はちょっとだけ嬉しい、ちょっとだけ幸せだ、そんなささやかな日々のご褒美であればいいのに、というか普段ならそう言うことを考えてしまうのかもしれない。願いと言うものに向き合うと案外神頼みしたいことがないと気付いてしまう。あれは自分が頑張れば出来る、これも自分が頑張れば出来る。お金なんて頼むようなことじゃないよなんて...だからどうしようもないことを人間は神に縋るのでしょうか。文字通りの神頼みで...でもそれは叶わない方がいい。じゃあ神様の存在意義って...?

 

なんて話にもなってしまう。神様、例えば西洋の神の役割は象徴みたいなものな気がします。完全無比と言いますか、無条件の信仰の象徴...だし, 日本では生活に深く根差す存在。本来願いを叶える存在ではない気もします。そんな存在はあんまりいないのだけど、そう言う特典みたいなものがないと神のことをみんな慕ってくれないのかもしれない 。祈りを捧げる...穏やかな1日でありますように、それを受け入れる。それが神様の仕事じゃないのかななんて、願いなんて大それたことを考えていると思ってしまいます。神様はそこにいることが仕事! なのかも

 

ぴろ〜んお湯をはります おもしろフォントです。ちなみにこの給湯器パネルはうちと同じだ・・・!だからどうと言うことはない。願い相談…願い事とは...お風呂掃除は尊い仕事じゃないの!?尊い仕事と言われてやっている神様

 

もぞもぞ

 

助けてあげるツギノさん母力があるなあ・・・か・・・かしこい・・・!

 

お夕飯の後しばらく起きていてね うっ・・・! 逆に普段はすぐに寝ていたんだ。いいよ。寝る子は育つし…

 

ママー きいてますかー こんなんで応答してもらえるのかと思うけどまあ大丈夫だろう・・・なんかむなしくなってくるし・・・うわあ!母降臨 いや 神降臨 だ。文字通り… 目の色も変わっているし…神様も混乱している… 

 

「服って重いし邪魔ですねえ」「ママだ…」

 

そこなんだ…ママ判断ポイント… 可愛い我が子、可愛い我が子!!ああお母様、どうか神様にアドバイスなどを…でもあんまり大したことは言っていない

 

でもとても大事なことを言われた気がする。

 

「誰のために」「どういう風に」

 

「よく見て」「知って」「考えて」

 

相手をよく知ること!!!それが一番大事。これ・・・若鶏にこみ先生の漫画でよく見るフレーズと言うか、よく見ますよね。相手を知るためにはよく見ることから。以前梶井基次郎の話をした気がします・・・視ること、それはもう何かなのだ。魂が乗り移ることだと・・・相手の気持ちになるとも取れることを、梶井基次郎はもっともっと広義の意味で、魂の融合と例えているのです。そう言うことを・・・そこまでする必要はないかもしれませんけど、ほらやってる人たちがいるじゃないですか青野林檎とかいう…

 

やっぱり若鶏にこみ先生は人間を描いているのだなあなんて思うわけです…神様視点での人間を、今描いている…そしてそれがいかに難しいことなのかと言うのが、神様を通して伝わってくる・・・ワインだしたのとかもダメですし・・・女子中学生、難し・・・

 

CHU

 

えっ来てたの!?

 

あとなんで私はだけてんだ…ちょっと頬が赤くなっている。可愛い。これです、これが人間…戻ってこい人間界に・・・!そんな人もいますしね。女子高生、難し・・・!

 

誰のためになんて聞いてみたところ… うわあ!やばいな・・・思うところがあんまりにも多々ある…この生き物、自分と妹との区別がついていなのではないか

 

これとんでもなくツギノさん的に最悪ですよね。いや神様的には人間は皆人間としか思っていないだけかもしれませんが・・・だからまあよく見て知って、それが大切で

 

神様は、日本的な意味の神様は身近に居る人間に寄り添う存在だと思うんですよ・・・どこか知らない集落にだって神社はあって、その名も知らない神様はその名の知らない人たちの生活に寄り添っている。だから一番身近な存在に寄り添えないといけない気がします。だからこの神様はまだまだ半人前なんだ。祀られる存在として相応しくないんだって思っちゃった。少なくとも、今神様が属している集落、社会。それの最小単位は家庭です。その世界に寄り添うことがまず出来ていないんだなって思う でもこれが…ツギノさんじゃなければ、常にまえなさんと一緒なのに、別の存在であるツギノさんでなければ…これに苛立つこともなかったんだろう・・・

 

「最低」 何に対してなんだろうか。神様に対してなのか、自分に対してなのか、全てに対してかもしれない…そうしてお願いが決まるけれど、これは・・・これはお願いじゃないよ!!!帰ってほしい これは逃げだと思う… 向き合わなきゃ・・・!

 

「私だけがお母さんの子じゃない」

 

これは正直あんまり受け入れたくないのですが・・・でも・・・実際そうなんだろうなというか・・・思っちゃうよ・・・!まえなにだけはバレたくないと言うのがな・・・うう、そこも含めての「最低」なんだろうな・・・思うところが多く、言葉にまとまりません

 

こんなの隠したって仕方がないので所詮…というか・・・でも酷いのがまえなさんがこれを調べようとしているということですよね。純粋さが罪に感じます。本当に子供らしい好奇心のみで突っ走っており・・・だから「まえなが嫌い」になるんでしょうか。でも母の願いは大人になるまでそれを2人に隠しておくこと。それはもう無理そうだし・・・まえなさんも近い将来知るんだろうな。母の願いは叶いませんし、神様も帰らないからこのツギノさんの「願い」も叶わない。願いが叶わなかったら神様は試練に失格なのでは?なんて思いましたけど、でも願いは叶わない・・・!神様の仕事は願いを叶えることではない・・・!

 

それを知るための試練なんじゃないかって・・・全知全能、すごい力を持った存在だからどんな願いをも叶えられてしまうはずなのに、それをすべきではないって知ることが神様がここに来た意味なんじゃないか・・・その上で出来ることがあるって、この家庭という、最も小さな社会の神となってくれ!!!神様!!!


それが私の願いです。じゃあ叶わないじゃん・・・!